住民税の個別登録・変更

入社/復職や退職/休職や税額変更などで個別に住民税の登録/変更をする場合は、以下の手順で行います。

■入社/復職
■退職/休職
■税額変更
■住民税の年度更新

従業員側の表示画面

 

■入社/復職

入社や復職で特別徴収継続や特別徴収切替の手続きを行った場合は、受領した決定通知書に基づいて以下の手順で登録を行います。


①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。

②[基本設定]-[住民税]をクリックします。

③「新規登録」をクリックします。


「課税対象年」、「都道府県」、「住民税の納付先」を確認して、デフォルトから変更が必要な場合は選択します。
決定通知書を確認して、該当月の控除金額欄へ税額を入力します。
※各月の控除金額欄に空欄があるとは登録できないため、控除しない月の控除金額は「0」と入力する必要があります。

例)2024年3月1日入社で未納付分の住民税額36,000円を2024年3月給与から控除開始する場合
「12ヶ月分を個別に入力」を
「オン」にします。
「6~2月の控除金額」欄へ「0」、「3~5月の控除金額」欄へ「12000」と入力します。



⑤<保存>をクリックします。

⑥登録が完了すると上記のように表示されます。

 

■退職/休職

一括徴収の場合は以下の手順で行います。


①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。

②[基本設定]-[住民税]をクリックします。

③対象年の住民税の控除の「編集」をクリックします。


④「12ヶ月分を個別に入力」のトグルを「オン」にします。
「オン」にすると「8月の控除金額」から「5月の控除金額」が表示されます。

⑤一括徴収する給与月の欄に未納付の税額を入力します。
例)3月31日退職に伴い3月給与で一括徴収する際の
未納付の税額が、36,200円×3ヶ月(3~5月分)=108,600円の場合
「3月の控除金額」に「108600」、「4~5月の控除金額」に「0」と入力します。
※各月の控除金額欄に空欄があると登録できないため、控除しない月の控除金額は「0」と入力する必要があります。

⑥<保存>をクリックします。

※※普通徴収切替/特別徴収継続の場合※※
退職日や休職開始日の登録を行っても、この画面の住民税の情報は更新されません。
また、「従業員管理 > 基本設定 > 退職・削除」の「退職条件の設定」の「退職後の住民税の処理方法」の登録を行っても、同様に住民税の情報は更新されません。
退職日/休職開始日の翌月以降に給与の支払いがある場合に住民税の控除を停止する際は、同様に該当月の控除額を「0」に変更する必要があります。
控除額の変更を行うと「レポート > 給与関連」の「年間の住民税支払」レポートへも反映されます。
退職日/休職開始日の翌月以降に給与の支払いがなく、「年間の住民税支払」レポートを未使用の場合は「住民税の控除」を変更しなくても問題ありません。

⑦登録が完了すると上記のように表示されます。

 

■税額変更

「扶養親族情報の訂正」、「追加の税に関する資料(給与支払報告書・確定申告データ等)による税額の再計算」などにより税額変更が生じた場合、特別徴収税額変更通知書が届きます。
受領した決定通知書に基づいて、以下の手順で変更します。
※具体的な変更理由は、個人情報保護の関係上、従業員本人が直接通知書に記載されている問い合わせ先へご連絡してください。


①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。

②[基本設定]-[住民税]をクリックします。

③対象年の住民税の控除の「編集」をクリックします。

④「12ヶ月分を個別に入力」のトグルを「オン」にします。
「オン」にすると「8月の控除金額」から「5月の控除金額」が表示されます。

⑤税額が変更された月の控除金額欄に税額を入力します。
例)特別徴収税額が435,400円から335,400円に減額し、納付額7月分から変更の場合
「7月の控除金額」に「27200」、「8~5月の控除金額」に「27100」と入力します。

⑥<保存>をクリックします。

⑦登録が完了すると上記のように表示されます。

 

■住民税の年度更新

住民税の年度更新の際に、個別に住民税額を入力する場合は以下の手順で行います。


①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。

②[基本設定]-[住民税]をクリックします。

③「新規登録」をクリックします。

④ 「課税対象年」、「都道府県」、「住民税の納付先」を確認して、デフォルトから変更が必要な場合は選択します。
決定通知書を確認して、該当月の控除金額欄へ税額を入力します。
※各月の控除金額欄に空欄があるとは登録できないため、控除しない月の控除金額は「0」と入力する必要があります。
例)2024年度の住民税の年度更新で年税額が148,000円の場合
「6月の控除金額」に「12700」、「7月以降の控除金額」に「12300」と入力します。

⑤<保存>をクリックします。

⑥登録が完了すると上記のように表示されます。

 

従業員側の表示画面

会社の設定によって非表示の場合があります。
退職の場合、会社の設定に関わらず退職日の翌日以降は「住民税」の項目は表示されません。
退職後の閲覧については、こちらを参照してください。
退職後の閲覧とダウンロード

①「プロフィール」をクリックします。
②[給与関連]-[住民税]をクリックします。

③上図のように表示されます。


入力したシートを取り込む場合はこちらを参照してください。
住民税一括アップロード方法

入力したシートを取り込むのではなく、画面の編集画面から複数名を入力する場合はこちらを参照してください。
住民税一括手入力方法

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