36関連ダッシュボード閲覧方法(管理者用)

「36関連ダッシュボード」は、36協定における時間外労働の『1ヶ月45時間』『1年360時間』について従業員の状況を簡単に把握する機能です。

管理者は全体や各部署の残業時間モニターを確認することができます。各レポートでは対象者の状況等を確認することができます。
36関連アラート管理を使用している場合は、アラート打刻漏れ等の勤怠アラート履歴も確認できます。

この機能の使用を希望される場合は弊社までご連絡ください。

ダッシュボード
 各種モニター・チャートの見方
 各モニター・チャート
部署別ダッシュボード
分析のレポート
従業員のアラート履歴
月次の全員レポート

ダッシュボード

月単位、または対象年度単位で残業状況の統計が確認できます。
ダッシュボードの時間表示は暦日を元にした法定時間を採用しています。その時間を超えた時間数が時間外残業となります。

(例)31日ある月は177.1時間、30日ある月は171.4時間が法定時間です。

①「36関連ダッシュボード」をクリックします。
②[ダッシュボード]-[ダッシュボード]をクリックします。

③ 確認する月を指定します(初期値は当月)。

 

【再計算ボタン】
午前2時頃に自動集計を行っています。
打刻時間等を変更しても翌日の集計時間までは自動集計されないため、36関連ダッシュボードをすぐに反映させたい場合は、「再計算」アイコンをクリックしてください。該当月の再計算を行います(データ量によって時間がかかる場合があります)。
※当月でない月を再計算する場合は、該当する月の最終日を指定して〈再計算〉をクリックしてください。特定の期間(例:2023年6月~2024年5月)を再計算する場合は一番古い月(例の場合は2023年6月)から再計算を行ってください。その月の再計算が終わったらその翌月の再計算、を繰り返してください。
(例)当月は2021年11月 再計算したい月は2021年10月の場合は「2021年10月31日」を指定する。

 

【昨日のアラート・発生アラート】
前日に発生したアラートと人数が表示されます。
※アラート管理を使用している、かつ当月を指定した場合に表示されます。

対象者を確認する場合は、この後の[従業員のアラート履歴]で開始日と終了日を前日に指定します。

 

各種モニター・チャートの見方

全てのモニター・チャートに共通するアイコンについて説明します。

【円の色と数字】

緑色は安全値(注意値以下)、黄色は注意値、オレンジ色は危険値、赤色は失敗値を表しそれぞれの該当者数を表示しています。
緑以外の各値が何時間(または何回)なのかは、「36関連ダッシュボード>設定>全般の設定」を基準にしています。

【該当する従業員の確認】

円左上の青枠をクリックすると「分析のレポート」画面に移動し、該当する従業員やデータを確認することが可能です。
※この後の「分析のレポート」で説明します。

次にそれぞれのモニター・チャートを説明します。

 

各モニター・チャート

■この年度:月間時間外45h超

対象年度に時間外残業45時間を超えた従業員の人数を、月毎に集計した図です。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『この年度:月間時間外45h超』とリンクしています。

 

■今月:予測の月間の時間外残業

このペースで働いた場合、今月の時間外残業の各警告値を超える予想の従業員人数を集計した図です。(グラフに表示される従業員は上位10名まで)
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『今月:予測の月間の時間外残業』とリンクしています。

 

■この年度:月間80h超の6ヶ月平均合計残業

対象年度で直近の6ヶ月平均残業(時間外+法休)が80時間を超えた人数の推移表です。
※人数は当年度のみの累計で判定しています。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『この年度:月間80h超の6ヶ月平均合計残業』とリンクしています

 

■今月:予測の月間の6ヶ月平均残業

今月の予測時間数と直近5ヶ月の合計残業(時間外+法休)の平均値を表示しています。
(グラフに表示される従業員は上位10名まで)

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『今月:予測の月間の6ヶ月平均残業』とリンクしています。

 

■この年度:月間の100h超の合計残業

対象年度で月単位の合計残業(時間外+法休)が 100時間を超えた人数の推移表です。
※人数は当年度のみの累計で判定しています。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『この年度:月間100h超の合計残業』とリンクしています。

 

■今月:予測の月間の合計残業

予測時間を基準にした今月の合計残業(時間外+法休)を表示しています。
(グラフに表示される従業員は上位10名まで)
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『今月:予測の月間の合計残業』とリンクしています。

 

■年間720h超の時間外残業

対象年度の時間外残業累計の720時間を超えた人数の推移表です。
※人数は当年度のみの累計で判定しています。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『年間720h超の時間外残業』とリンクしています。

 

■この年度:予測の年間の時間外残業

対象年度内の残業時間数の合計を表示しています。
(グラフに表示される従業員は上位10名まで)
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

円については、「36関連ダッシュボード」-「設定」-「全般の設定」の以下の設定を参照しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『この年度:予測の年間の時間外残業』とリンクしています。

 

■年次有給休暇取得義務違反リスク評価

事前に「36関連ダッシュボード」-「設定」-「年次有休リスク関連の設定」で年間の必須取得年次有休日数等設定が必要です。年間の必須所得年次有休日数に対して、残月数で取得日数が何日かによって取得義務違反リスクに該当するか表示しています。

従業員一覧は、「分析のレポート」内の『年次有給休暇取得義務違反リスク評価』とリンクしています。

 

部署別ダッシュボード

部署単位で残業状況の統計が確認できます(円の見方や従業一覧は「ダッシュボート」画面と同じです)。

①[ダッシュボード]-[部署別ダッシュボード]をクリックします。

② 確認する月を指定します(初期値は当月)。
③ 確認する部署を選択します。
※選択した部署に子部署がある場合は、「配下の子部署を含む」のチェックを入れると子部署も含めた集計結果を表示します。

 

分析のレポート

残業状況の統計が確認できます。

①[ダッシュボード]-[分析のレポート]をクリックします。

② 確認する月を指定します(初期値は当月)。
③ 確認する部署を選択します(初期値は「全ての部署」)。

④ 確認する統計レポート名をクリックします。

次にそれぞれのレポートを説明します。

 

■この年度:月間時間外45h超

対象年度に45時間以上残業した月数と各警告値に該当した月を表示しています。

仙台 はな子(204)さんの例 (「従業員管理>タイムシート>36ダッシュボード」を参照)

 

■この年度:月間80h超の6ヶ月平均合計残業

直近6ヶ月の平均合計残業が80時間以上になった月数と該当月を表示しています。

仙台はな子(204)さんの例 (「従業員管理>タイムシート>36ダッシュボード」を参照)

 

■この年度:月間100h超の合計残業

ひと月で合計残業が100時間以上となった月数と該当月を表示しています。

仙台 はな子(204)さんの例 (「従業員管理>タイムシート>36ダッシュボード」を参照)

 

■年間720h超の時間外残業

対象年度に年間の合計時間外残業が720時間以上に達した月を表示しています。

各警告値に該当している月は対象色で表示されています。

仙台 はな子(204)さんの例

7月で360時間を超え(注意値)、10月に540時間(危険値)、12月に720時間を超えている。

 

■今月:予測の月間の時間外残業

このペースだと今月の合計時間数が何時間になるかを表示しています。
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

 

■今月:予測の月間の6ヶ月平均残業

今月の予測時間数と直近5ヶ月の合計残業(時間外+法休)の平均値を表示しています。
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

 

■今月:予測の月間の合計残業

予測時間を基準にした今月の合計残業(時間外+法休)を表示しています。
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

 

■この年度:予測の年間の時間外残業

対象年度内の予測の残業時間数の合計を表示しています。
※打刻済みの日から1日あたりの平均勤務時間を算出し、残りの平日も平均値で勤務すると予想して集計しています。

 

■月間時間外の使用可能時間

月間時間外残業時間数まで残りあと何時間残っているかを月毎に表示しています。

 

■月間6ヶ月平均使用可能時間

6ヶ月平均残業時間基準まであと何時間残っているか月毎に表示しています。

 

■月間合計残業使用可能残り時間

月間合計残業時間数までに残りあと何時間残っているか月毎に表示しています。

 

■年間時間外の使用可能時間

年間時間外残業時間数までにあと何時間残っているか月毎に表示しています。

 

■年次有給休暇取得義務違反リスク評価

事前に「36関連ダッシュボード」-「設定」-「年次有休リスク関連の設定」で年間の必須取得年次有休日数等設定が必要です。年間の必須所得年次有休日数に対して、残月数で取得日数が何日かによって取得義務違反リスクの該当しているかどうか確認できます。

 

従業員のアラート履歴

アラート管理を使用している場合、期間中に発生したアラートや人数、各内訳について確認することができます。
ダウンロードすることも可能です。

①[ダッシュボード]-[従業員のアラート履歴]をクリックします。

② 確認する期間を指定します(初期値は当月の初日から今日まで)。
③ 確認する部署を選択します(初期値は「全ての部署」)。

④ 対象者、どのアラートに該当したのか、対象のタイムシート月、アラート内容、送信時間や誰に送信されたかを確認できます。

 

月次の全員レポート

対象月の36関連のデータを従業員ごとに表示しています。
ダウンロードすることも可能です。

①[ダッシュボード]-[月次の全員レポート]をクリックします。

② 確認する月を指定します(初期値は当月)。
③ 並び順や、昇順/降順の並び替えを行うことができます。
表示する「全ての部署」ではなく特定の部署を選択することもできます。

 

上長用と一般従業員用の閲覧マニュアルはこちらです。
36関連ダッシュボード閲覧方法(上長用)
36関連ダッシュボード閲覧方法(従業員用)

この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています
他にご質問がございましたら、リクエストを送信してください

コメント

Powered by Zendesk