まとめて申請した過去月を含む複数日の休暇のうち一部の日程をキャンセル・変更する場合は、申請した全日程をキャンセルしたあとに新しい日程で再登録が必要です。以下の手順で行ってください。
※この操作は管理者のみ行うことができます。
まとめて申請した過去月を含む複数日の休暇のうち一部の日程をキャンセル/変更する
(例)2022年10月1日に下記5日分の有給休暇をまとめて申請して承認されていた。
・2022年10月11日
・2022年11月4日
・2023年1月10日
・2023年2月22日
・2023年3月20日
2023年2月20日に、まだ未使用の「2023年2月22日」分の有給休暇を「2023年2月24日」へ変更する。
1. キャンセルする過去月の休暇が影響する給与明細を非公開にする
①対象従業員の[従業員管理]-[給与・年末調整]-[給与明細]をクリックします。
②該当の給与月を選択します。
③「給与明細を非公開にする」をクリックします。
(例)まとめて申請した有給申請すべてに影響する給与明細を非公開にします。
給与明細が公開前の分は不要です。
2022年10月11日→10月タイムシートが反映される2022年11月給与明細を非公開
2022年11月4日→11月タイムシートが反映される2022年12月給与明細を非公開
2023年1月10日→1月タイムシートが反映される2022年2月給与明細は公開前のため不要
2. キャンセルする過去月のタイムシートをロック解除する
④[タイムシート]-[月間タイムシート]をクリックします。
⑤該当のタイムシート月を選択します。
(例)再申請が2023年2月20日の場合、2022年10月と11月と2023年1月のタイムシートでそれぞれ「記録をロック解除する」必要があります。2023年2月と3月のタイムシートはまだロックされていないので解除対象外となります。
⑥「記録をロック解除する」をクリックします。
⑦ロック解除の理由を必ず入力し〈ロック解除する〉をクリックします。
「従業員のタイムシートがロック解除されました。」とメッセージが表示されます。
上記画面の通り「このタイムシートが・・・ロック解除されました。」へ表示が変更します。
3. 休暇をキャンセルする
⑧[従業員管理] - [休暇・不在] - [有休管理]をクリックします。⑨画面右下の対象年分の「休暇・不在履歴」から対象の申請の「キャンセル」または「削除する」をクリックします。
■「キャンセル」の場合
■「削除する」の場合
⑩メッセージを確認して〈はい〉をクリックします。
〈「キャンセル」と「削除する」の違い〉
■「キャンセル」の場合
完了すると「休暇・不在をキャンセルしました。」とメッセージが表示されます。キャンセルの履歴は休暇・不在履歴に残ります。
このまま下記の「4.変更する休暇を再登録する」へ進んでください。
※はじめの申請時に複数の日を同じ休暇・不在の種類で一括申請した場合、1日のみの変更/削除はできません。例のように異なる月で5日間分をまとめて「有給休暇」で申請し、2023年2月22日の1日のみを2月24日取得へ変更する場合、当初申請した5日間が1つの申請となっているため、全ての日付をキャンセルしてから取得済みの過去月の休暇分も含めて全ての日付を再度「有給休暇」で登録する必要があります。
■「削除する」の場合
完了すると「休暇・不在を削除しました。」とメッセージが表示されます。削除の履歴は休暇・不在履歴に残りません。
過去月の休暇を削除した場合、該当日に就業していた場合は、タイムシートから出勤時刻と退勤時刻を登録して「5.タイムシートを申請・承認・ロック」へ進んでください。なお、時間外手当や欠勤控除などが発生する場合は必要に応じて給与を再計算するなど適切に処理してください。
4. 変更する休暇を再登録する
⑪〈休暇・不在を登録する〉をクリックします。
⑫変更後の「休暇・不在の種類」を選択します。 (例:「有給休暇」を選択)
備考は必要に応じて任意で入力できます。
⑬「申請日」はキャンセルした申請内容の本来の申請日と同じ日にすると管理上わかりやすいです。(例:本来の申請日付 2022年10月1日)
⑭対象の全ての日付を選択します。
(例:2022年10月11日、2022年11月4日、2023年1月10日、2023年3月20日と
変更した2023年2月24日の計5日分)
⑮〈登録する〉をクリックします。
⑯メッセージを確認して〈はい〉をクリックします。
「休暇・不在を登録しました。」とメッセージが表示されます。
登録すると自動的に承認済みとなり、上長へ承認申請は送信されません。
画面右下の休暇・不在履歴は上記のように表示されます。
5. タイムシートを申請・承認・ロックする
⑰[タイムシート]-[月間タイムシート]をクリックします。
⑱対象のタイムシート月を選択します。
〈代理申請をする〉をクリックします。
(例:2022年10月と11月と2023年1月のタイムシートでそれぞれ〈代理申請をする〉必要があります。この時点で、2023年2月と3月のタイムシートはまだ申請がされていないのでこの処理は対象外となります。)
⑲メッセージを確認して〈はい〉をクリックします。
「承認を申請しました」とメッセージが表示されます。
通常通り、上長(承認者)に承認申請が届くので対象者のタイムシートを承認してもらいます。
または、下記手順で管理者がタイムシートを承認することも可能です。
⑳〈タイムシートを承認〉をクリックします。
㉑メッセージを確認して〈はい〉をクリックします。
㉒「記録をロックする」をクリックします。
㉓備考は任意で入力できます。
〈ロックする〉をクリックします。
「従業員のタイムシートがロックされました。」とメッセージが表示され、タイムシートの上段の表示が上記画面の通り「このタイムシートが・・・ロックされました。」に切り替わります。
(例:2022年10月と11月と2023年1月のタイムシートそれぞれでタイムシートを「ロックする」必要があります。)
6. 給与明細を公開する
手順1で非公開にした給与明細を公開してください。
㉓[従業員管理] - [給与・年末調整] - [給与明細]をクリックします。
㉔対象月の給与明細を選択して、「給与明細を公開する」をクリックします。
㉕(本人へ明細公開をメール通知する場合は、「メール通知を送信する」へチェックを入れてから、)〈公開〉をクリックします。
メッセージが表示され、上記画面の通り給与明細が「公開中」に変更すると完了です。
(例:2022年12月の給与明細も㉓から㉕の手順で公開します。)
まとめて申請した過去月の連続した複数日の休暇を一部キャンセル/変更する手順については、こちらを参照してください。
まとめて申請した休暇を一部キャンセル/変更する(過去月の連続した複数日の休暇)
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