2021年6月15日に算定機能がリリースされました。
リリース前は算定基礎届(正式名:被保険者報酬月額算定基礎届)の提出に関する計算がWorkcloudで出来ませんでしたが、計算機能を追加し提出するCSVデータも出力できるようになりました。
作成した算定基礎届データを出力する手順は以下の通りです。
①[社会保険]―[算定管理]―[算定基礎届の出力]をクリックします。
② 対象年を指定し、「出力対象者」人数を確認します。
※算定ダッシュボード画面の「計算対象」が『出力対象者』に反映しています。
算定ダッシュボード画面の計算結果欄の「計算済み」が『計算済み』に反映しています。
確認用ファイルの出力
① 確認用ファイルを出力します。提出先を選択し、「Excelを出力する」をクリックします。
※「媒体通番」は入力しなくても構いません。
② しばらくするとダウンロード先が表示されるのでクリックします。
※表示されない場合は、画面を更新してください。
③ データを確認します(提出用としては使用できません)。
提出用ファイルの出力
① 提出用ファイルを出力します。提出先を選択し、「媒体通番」を指定してから「CSVを出力する」をクリックします。
※健康保険組合に加入している場合は、「健康保険用」と「厚生年金保険用」の両方を出力してください。健康保険組合に加入していない場合は、「厚生年金用」のみ出力してください。
② しばらくするとダウンロード先が表示されるのでクリックします。
※表示されない場合は、画面を更新してください。
③ このCSVファイルを提出用に使用します。
PDFの出力(紙媒体で提出)
① 紙媒体で提出する場合に出力をします。「PDFを出力する」をクリックします。
② しばらくするとダウンロード先が表示されるのでクリックします。
※表示されない場合は、画面を更新してください。
③ 印刷して提出します。
※※出力データに文字エラーが発生した場合※※
出力データとして使用できない文字が含まれている場合は、エラーが表示されます。
「エラーを表示」をクリックして対象文字や行、列、氏名を確認してください。
対象文字は「シフトJISの文字変換」画面登録を行い、その後に再度出力してください。
①「会社の設定」をクリックします。
②[給与関連]―[シフトJISの文字変換]をクリックします。
③「新規追加」をクリックします。
④ 「文字」に登録する文字を入力します。
※1文字に限ります。
「文字変換(カタカナ)」に文字変換した際のカタカナを入力します。
⑤ 〈保存〉または〈保存して、続けて追加する〉をクリックします。
データ出力時に対象の文字が登録したカタカナに置き換わります。
■算定ダッシュボードで計算した金額を9月からの標準報酬月額に適用させる手順は、こちらを参照してください。
「算定基礎届の登録」
https://workcloud.zendesk.com/hc/ja/articles/4403226581901
出力画面に警告メッセージが表示されている場合
リリース後は電子申請用のCSVファイルの出力ができるようになったため、CSV出力のために事業所番号及び事業所整理記号の形式にあわせて制限しました。
現在の登録内容がCSV出力時の形式に異なる設定の場合に、上記の警告メッセージが表示されます。
下記の手順で設定内容を確認・更新を行ってから再度出力を行ってください。
① 「社会保険」をクリックします。
② [共通の設定]をクリックします。
③ 編集をクリックします。
④「事業所整理記号(厚生年金)」「事業所番号(厚生年金用)」「事業所番号(健康保険用)を正しく設定します。
⑤〈保存〉します。
形式にあった設定が出来ると「算定基礎届の出力」画面に戻った際に警告メッセージは表示されません。
「共通の設定」
「共通設定」画面には社会保険の被保険者区分「一般被保険者」が欠勤や休職があった場合の支払基礎日数の計算方法を設定している箇所もあります。
「支払基礎日数の算定方法(欠勤の場合)」と「支払基礎日数の算定方法(休職の場合)を『所定労働日ベース』か『暦日ベース』とするか、の設定です。
所定労働日ベース 支払基礎日数=出勤日数+有給休暇日数
暦日ベース 支払基礎日数=暦日数-欠勤日数
※区分が「パートタイム労働者」や「短時間労働者」の支払基礎日数は、『出勤日数+有給休暇日数』の固定です。
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