算定ダッシュボード

2021年6月15日に算定機能がリリースされました。
今までは算定基礎届(正式名:被保険者報酬月額算定基礎届)の提出に関する計算がWorkcloudで出来ませんでしたが、計算機能が追加されました。

「算定ダッシュボード」では算定基礎届(正式名:被保険者報酬月額算定基礎届)の提出に関する計算を行います。

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[社会保険]―[算定管理]―[算定ダッシュボード]をクリックします。

 

初期化の実行

対象年の初回のみ表示されます。または全員「削除する」処理を行ってしまった場合も表示されます。

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① 対象年を指定します。
②「初期化を実行する」をクリックします。
※初期化実行時はこの後の「データ同期する」も行われているため、「計算する」に進んでください。

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処理が終わると上図のような表示に変わります。

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「ターゲット」には4,5,6月の退職者は含まれません。
「計算対象」や「未登録の社会保険加入日」等の各対象従業員を確認する場合は、クリックしてください。下段に対象従業員のみが表示されます。
「作成対象外」の各項目該当する従業員はCSVデータ作成に含まれません。月変対象者については別途手続きしてください。
「手動計算」の各項目に該当する従業員も、CSVデータ作成に含まれません。別途紙で手続きを行ってください(2022年の算定からはCSV出力対応予定)。

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初期化がされていない社員の警告

最初の初期化の後に、従業員の社会保険対象設定を「あり」にすると、「初期化されていない従業員」との警告メッセージが表示されます。

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余分な算定記録の警告

最初の初期化の後に、従業員を社会保険の対象外に設定すると、「余分な算定記録」との警告メッセージが表示されます。

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この場合は詳細を見て、記録を削除する、または社会保険対象に設定してください。

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データ同期する

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①「アクションを選択」から『データ同期する』をクリックします。
※対象年度の「初期化を実行する」で同期も行われています。
初期化後に人事関連や給与関連、社会保険等の変更があった際に「データ同期する」を行ってください。
②「全ての記録をデータ同期する」をクリックします(全員のデータを同期)。

他の選択内容

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③「データ同期する」をクリックします。
従業員の人事関連や給与関連、社会保険関連等のデータを算定ダッシュボードに同期します。

 

計算する

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④ 「アクションを選択」から『計算する』をクリックします。
⑤「全ての対象記録を計算する」をクリックします(「計算対象」の従業員全員が対象)。

他の選択内容

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⑥「計算する」をクリックします。

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⑦「計算済み」に人数が反映されます。

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⑧ 下段の一覧で、結果を確認します。
  計算済みの従業員は、氏名隣のアイコンが「計算済み」表示に変わります。 

計算結果が反映されたチェックシートで確認する場合は、赤枠のアイコンをクリックしてダウンロードします。

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※チェックリストは計算済みの従業員だけでなく、まだ計算していない従業員も表示されます。

 

ロックする

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⑨ 計算結果が正しいければ、「ロックする」をクリックします。
⑩「全ての算定記録をロックする」にチェックありのまま、「ロックする」をクリックします。内容を変更できなくなります。
※「計算済み」者だけでなく、「ターゲット」の全員が『ロック済み』になります。

他の選択内容

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⑪ ロックされた従業員は、氏名隣のアイコンは鍵マーク表示に変わります。

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対象従業員を選択した個人の算定管理画面(「従業員管理>従業員の設定>算定管理」)も編集ボタンが非表示となり、内容を変更することはできません。

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■この後のCSVデータやPDF出力については、こちらを参照してください。
「算定基礎届の出力」
https://workcloud.zendesk.com/hc/ja/articles/4403212816525

■特定の従業員の算定基礎届のデータを作成・計算する場合はこちらを参照してください。
「算定管理[従業員]」
https://workcloud.zendesk.com/hc/ja/articles/4403279158413
※「社会保険>算定管理>算定ダッシュボード」で計算された内容も反映されます(相互反映)

 

訂正が発生した場合

ロック済み後、または計算後に誤りを見つけた

ロック済み後の場合は「ロック解除する」「削除する」の順、まだロックをかけていない場合は「削除する」から行います。
削除が完了したらデータの見直しを行います(見直し方法はこの後に説明します)。

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①(ロック済み後の場合) 「ロック解除する」をクリックします。
②「全ての算定記録をロックする」にチェックありのまま、「ロック解除する」をクリックします。
  ロック済みになっていた従業員全員のロックが解除されます。

他の選択内容

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③「削除する」をクリックします。
④「全ての算定記録を削除する」のチェックを外します。

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⑤ 計算結果の誤りがある従業員を氏名・アドレス・社員番号のいずれかで検索し、選択します。
下段に社員番号と氏名が表示されます。
⑥「削除する」をクリックします。⑤で選択した従業員のみ削除されます。
再度この従業員のみ「データ同期する」から『未初期化記録のみを再初期化する』から始めることが必要です。

他の選択内容

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■データの不備を見つけた

登録内容が不足している、内容が間違っている等不備があった場合はデータを登録して「データ同期する」からやり直します。

不備内容の例:社会保険加入日が未登録

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社会保険加入日が登録されていない場合、計算対象者になりません。登録が必要です。
ひとりずつ登録するか、または複数名の加入日付をテンプレートに入力し一括で取り込みます。

・個人画面でひとりずつ入力

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① 対象者の「従業員管理>従業員の設定>算定管理」画面で、対象年の「登録済み」をクリックします。

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②「編集」をクリックして、『社会保険加入日』を入力し保存します。

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③「この記録を更新して、再計算しました」とメッセージが表示されます。
※「従業員管理>従業員の設定>社会保険」画面の社会保険加入日にも反映されます。

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④「社会保険>算定管理>算定ダッシュボード」画面に戻ります。
「作成対象外」から「計算対象」に変わります。

 

・複数名をテンプレートに入力し一括取込

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① 入力用のテンプレートを準備します。
  「算定ダッシュボード」画面の赤枠のアイコンをクリックします。

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②「テンプレートをダウンロード」をクリックします。

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③ ダウンロードされたテンプレートの「社会保険加入日」に日付を入力します。
   日付は「西暦-月(2桁)-日(2桁)」で入力してください。 例:2018-01-01

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④ 対象従業員の入力がすべて終わったら「名前を付けて保存」します。
  保存する際は必ず「Excel97-2003ブック(*.xls)」を選択してください。
  ※互換性チェックのメッセージが表示された場合は、「続行」をクリックしてください。

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⑤「ファイルを選択」から④で保存したファイルを選択します。
⑥ 取込を行う最初の従業員のファイルの行番号を指定します。
⑦「アップロード」をクリックします。

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⑧ 確認画面が表示されます。問題がなかったら「インポートする」をクリックします。
  ※画面右端までスクロールすると、下図のようにインポートできない理由を確認できます。

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問題があった場合は、一旦「キャンセル」し訂正したファイルを再度取込直すか、「キャンセル」せずに訂正したファイルを「もう一度アップロードする」から取込直してください。

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⑨ インポートが完了すると、画面上部に「〇件の記録をインポートしました」とメッセージが表示されます。

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⑩ 対象者の「従業員管理>従業員の設定>算定管理」画面で、対象年の「登録済み」をクリックすると社会保険加入日が反映し、対象区分も「計算対象」に切り替わります。

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