社会保険(健康保険や厚生年金など)の対象/対象外は、従業員種類の設定に紐づいています。
初期値(従業員種類の設定)と異なる場合は、新たに従業員種類を作成することを推奨します。
※新たに従業員種類を作成する際はこちらを参照してください「既存の従業員種類をコピーして新規従業員種類を追加する」
従業員入社時の社会保険関連情報の個別登録は下記より行います。
社会保険関連情報の登録
社会保険の被保険者区分は、従業員ごとに設定が必要です。
社会保険の対象ありの従業員が「社会保険の取得区分:初めて加入する」、または、従業員本人が年金手帳の紛失などで基礎年金番号が不明な場合は、管理者が従業員の「基礎年金番号」を登録する必要があります。
被保険者整理番号も「資格取得確認および標準報酬月額決定通知書」を確認して登録します。
①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。
②[基本設定]ー[社会保険関連]の「社会保険」をクリックします。
③上図の通り、「雇用条件に伴う設定」で、従業員種類の設定(雇用条件)に紐づいた「社会保険の対象」などが確認できます。
初期値(従業員種類の設定)と異なる登録を行う場合は、新たに従業員種類を作成することを推奨します。
④「マスター設定」の「編集」をクリックします。
「社会保険の取得区分」は、従業員のオンボーディングでの申請内容を反映しています。
⑤「社会保険の被保険者区分」などを選択または入力します。
⑥<保存>をクリックします。
⑦上図例のように登録が完了します。
標準報酬月額の登録
従業員の「資格取得確認および標準報酬月額決定通知書」を受領したら標準報酬月額を登録します。
①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。
②[基本設定]-[社会保険関連]の「標準報酬月額」をクリックします。
③「新規追加」をクリックします。
④「決定事由」などを選択します。
※従業員が2カ所以上の事業所で勤務する場合、それぞれの事業所で受ける報酬月額の按分計算はWorkcloudでは自動算出できません。
この場合、「健康保険料の標準報酬月額」はデフォルト(最上段「---」)のままにします。「健康保険の固定金額」と「厚生年金の固定金額」へそれぞれ入力してください。
⑤<保存>をクリックします。
⑥上図例のように登録が完了します。
労働保険の登録
雇用保険対象のあり/なし、労災保険の対象/非対象は、従業員種類の設定に紐づいています。
雇用保険対象のありの従業員が「雇用保険被保険者番号:初めて雇用保険に加入します。」で申請している場合は、管理者が従業員の「雇用保険被保険者番号」を登録する必要があります。
①登録する従業員の社員番号や名前を入力して「検索」をクリックします。
②[基本設定]‐[社会保険関連]の「労働保険」をクリックします。
③上図の緑枠のように従業員種類の設定に紐づいた「雇用保険対象」「労災保険」が確認できます。
初期値(従業員種類の設定)と異なる登録を行う場合は、新たに従業員種類を作成することを推奨します。
「雇用保険被保険者番号:初めて雇用保険に加入します。」のため、管理者が雇用保険被保険者番号を登録する場合は、「編集」をクリックします。
④「雇用保険資格取得日」を入力します(カレンダーから設定)。
⑤「雇用保険被保険者番号:初めて加入する。又は、自分の雇用保険番号が分かりません。」の左側の☑をクリックして✓を外します。
⑥✔が外れると「雇用保険被保険者番号」欄が表示されるので、入力します。
表示されている「職種」が異なる場合は、正しい「職種」を選択します。
⑦<保存>をクリックします。
⑧上図のように登録が完了します。
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