住宅借入金等特別控除の確認
18.住宅借入金等特別控除の申告
住宅借入金等特別控除の申告がない場合は、「いいえ」にチェックを入れて「次へ」。次の「所得金額調整控除の申告」に進んでください。
今年住宅を取得した方も「いいえ」を選択してください。1年目は確定申告が必要です。2年目以降から年末調整で控除を申告することができます。
住宅を取得して2年目以降の方で、住宅借入金等特別控除の申告がある場合は、お手元に以下の書類を準備して「はい」にチェックを入れてください。
●「給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書」
1年目に確定申告をされた方へ、税務署から10月頃に2年目以降の申告で使う書類として複数枚セットで届きます(控除期間10年の場合は9枚セット)。毎年1枚ずつ提出に使用します。
対象者:令和元年以前の入居の方、または令和2年1月以降入居で初年度の確定申告の際に電子交付を希望しなかった方が該当します。
<e-Taxで確定申告をした際にe-Taxで交付希望された方>
e-Taxにて「住宅借入金等特別控除証明書」の電子データを受信。その後に「QRコード付証明書等作成システム」でPDFファイルのQRコード付申告書をダウンロードしてください。ダウンロードしたPDFファイルをWorkcloudにアップロードします。
対象者:令和2年1月以降入居し、初年度の確定申告の際に電子交付を希望した方が該当します。
※金融機関が発行する「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」のQRコード付証明書は対応していません。年末残高等証明書は紙媒体で提出してください。
●「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(残高証明書)」
取引金融機関から毎年10月頃に届きます。複数の住宅ローンがある方は、それぞれ必要です。
各書類は今年分であることを確認してください。
住宅借入金等特別控除証明書に関する従来との違い
申告をする方
下記のパターンA,B,Cから該当する方法で入力してください。
■パターンA 初めてWorkcloudから住宅ローン控除を申請する方(紙の申告書・証明書で申告する)
■パターンC 初めてWorkcloudから住宅ローン控除を申請する方(住宅借入金等特別控除申告のQRコード付証明書を添付する)
パターンA 初めてWorkcloudから住宅ローン控除を申請する方(紙の申告書・証明書で申告する)
QRコード付証明書のアップロードは不要です。ウィザード最後の「年調書類印刷」から出力する『年末調整確認表・各種証明書貼付用台紙』に、紙媒体の住宅借入金等特別控除申告書と年末残高等証明書を貼付して提出してください。
①「はい」をクリックします。
②「追加」をクリックします。
③ 該当する箇所に正確に入力してください。
住宅ローンを別の金融機関に借り換えた方は、「住宅ローンの借り換えをしましたか?:はい」を指定してください。今年借り換えた方だけでなく、借り換えた年以降は毎年「はい」を指定します。
「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」は、今年の金額を入力します。
金額が空欄や0円の場合は④の保存ボタンを押しても画面上部にメッセージが表示され、保存完了できません。
入力内容は、各項目のオレンジの「?」マークをクリックして表示されるヒントや、各設定欄の下の説明文を参照してください。
④「保存」をクリックします。
必須入力箇所をすべて入力完了すると〈保存〉できるようになります。
必須箇所がどこか未入力の場合は、グレーになっています。「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」の金額等の必須箇所が未入力ではないか、確認してください。
※「国税庁発行のQRコードファイル」欄でのQRコード付証明書のアップロードは不要です。
⑤「住宅借入金等特別控除額の合計額」は「住宅借入金等特別控除額」で入力した金額が反映されます。
⑥「次へ」をクリックします。
※借入先が複数ある場合は、⑥の前に「追加」ボタンから2ヶ所目の情報を入力して保存してください。すべて入力してから「次へ」をクリックしてください。
パターンB 前年もこの画面で入力済みの方
「昨年の住宅ローン控除申告があります。以下の表の『これをコピーします』リンクをクリックすると、以前の申告内容をコピーできます。・・・」といったメッセージが表示されています。
去年申告した内容で、今年も変わらないと思われる箇所(「居住開始年月日」や「住宅借入控除の種類」、「住宅借入金等特定取得」等)は同じ内容を反映させることができます。
去年と変更がある箇所(「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」等)のみ入力して、今年の申告をしてください。
前年の内容をコピーして申告する
①「住宅借入金等特別控除を申告しますか?」で『はい』をクリックします。
※『いいえ』を選択しないでください。この後で「これをコピーします」を選択しても前年の内容は引き継がれません。反映なしの状態から入力することになります。
②「これをコピーします」をクリックします。前年と変更のない箇所はデータを引き継いで今年の記録を作成します。
③ 前年と変更がある箇所を設定してください。
住宅ローンを別の金融機関に借り換えた方は、「住宅ローンの借り換えをしましたか?:はい」を指定してください。今年借り換えた方だけでなく、借り換えた年以降は毎年「はい」を指定します。
「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」の今年の金額を入力します(こちらは毎年金額が変わるため、毎年入力する必要があります)。
金額が空欄や0円の場合は④の保存ボタンを押しても画面上部にメッセージが表示され、保存完了できません。
●従来通り紙媒体の住宅借入金等特別控除申告書を提出する方
(令和元年以前の入居の方、または令和2年1月以降入居で初年度の確定申告の際に電子交付を希望しなかった方が該当します)
「国税庁発行のQRコードファイル」でQRコード付証明書のアップロードは不要です。ウィザード最後の「年調書類印刷」から出力する『年末調整確認表・各種証明書貼付用台紙』に、紙媒体の住宅借入金等特別控除申告書と年末残高等証明書を貼付して提出してください。
●住宅借入金等特別控除申告書はQRコード付証明書をアップロードする方
(令和2年1月以降入居し、初年度の確定申告の際に電子交付を希望した方が該当します)
「国税庁発行のQRコードファイル」から該当のPDFファイルを添付してください。
金融機関からの「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」は、ウィザード最後の「年調書類印刷」から出力する『年末調整確認表・各種証明書貼付用台紙』に貼付して提出してください。
【国税庁発行のQRコードファイルについて】
令和2年以降に居住を開始し、確定申告の際に、e-Taxでの証明書の電子交付を希望した方向けのメニューです。e-Taxで住宅借入金等特別控除証明書のXMLデータを受信した後に、「QRコード付証明書作成システム」で『QRコード付証明書』のPDFを発行してください。そのPDFファイルをWorkcloudにアップロードします。
※国税庁HP内の「QRコード付証明書等作成システムについて」
④「保存」をクリックします。
必須入力箇所をすべて入力完了すると〈保存〉できるようになります。
必須箇所がどこか未入力の場合は、グレーになっています。「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」の金額等の必須箇所が未入力ではないか、確認してください。
※※「国税庁発行のQRコードファイル」でPDF以外のファイルをアップロードした場合※※
上記のメッセージが表示され保存が完了できません。入力した内容も消えてしまい、再度入力し直すことになるため注意してください。
このメッセージが表示された場合は、再度入力して正しいPDFファイルをアップロードし直してから保存してください。
⑤「住宅借入金等特別控除額の合計額」は「住宅借入金等特別控除額」で入力した金額が反映されます。
⑥「次へ」をクリックします。
パターンC 初めてWorkcloudから住宅ローン控除を申請する方(住宅借入金等特別控除申告のQRコード付証明書を添付する)
e-TaxからダウンロードしたQRコード付証明書のPDFファイルを「国税庁発行のQRコードファイル」から添付します。各箇所の入力は「パターンA」と同じです。
※取引金融機関からの年末残高等証明書は紙媒体で提出が必要です。
①「はい」をクリックします。
②「追加」をクリックします。
③ 該当する箇所に正確に入力してください。
住宅ローンを別の金融機関に借り換えた方は、「住宅ローンの借り換えをしましたか?:はい」を指定してください。今年借り換えた方だけでなく、借り換えた年以降は毎年「はい」を指定します。
「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」は、今年の金額を入力します。
金額が空欄や0円の場合は⑤の保存ボタンを押しても画面上部にメッセージが表示され、保存完了できません。
入力内容は、各項目のオレンジの「?」マークをクリックして表示されるヒントや、各設定欄の下の説明文を参照してください。
④ 住宅借入金等特別控除証明書のQRコード付証明書をアップロードします。
※取引金融機関からの「年末残高等証明書」は、ウィザード最後の「年調書類印刷」から出力する『年末調整確認表・各種証明書貼付用台紙』に貼付して提出してください。
【国税庁発行のQRコードファイルについて】
令和2年1月以降に居住を開始し、確定申告の際に、e-Taxでの証明書の電子交付を希望した方向けのメニューです。e-Taxで住宅借入金等特別控除証明書のXMLデータを受信した後に、「QRコード付証明書作成システム」で『QRコード付証明書』のPDFを発行してください。そのPDFファイルをWorkcloudにアプロードします。
※国税庁HP内の「QRコード付証明書等作成システムについて」
⑤「保存」をクリックします。
必須入力箇所をすべて入力完了すると〈保存〉できるようになります。
必須箇所がどこか未入力の場合は、グレーになっています。「借入金等年末残高」や「住宅借入金等特別控除額」の金額等の必須箇所が未入力ではないか、確認してください。
※※「国税庁発行のQRコードファイル」でPDF以外のファイルをアップロードした場合※※
上記のメッセージが表示され保存が完了できません。入力した内容も消えてしまい、再度入力し直すことになるため注意してください。
このメッセージが表示された場合は、再度入力して正しいPDFファイルをアップロードし直してから保存してください。
⑥「住宅借入金等特別控除額の合計額」は「住宅借入金等特別控除額」で入力した金額が反映されます。
⑦「次へ」をクリックします。
※借入先が複数ある場合は、⑦の前に「追加」ボタンから2ヶ所目の情報を入力して保存してください。すべて入力してから「次へ」をクリックしてください。
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このマニュアルの英語版はこちらを参照してください。
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