2023年 管理者用マニュアル①

1.各種設定の確認・変更
   年末調整ウィザード入力依頼メールとウィザード画面のカスタム・メッセージ設定
    【年末調整ウィザード入力依頼メールのカスタム】
    【年末調整ウィザード画面のカスタム】
   年末調整ウィザード各ページの「アクセスの設定」
2.要チェック者・見直しが必要な方のチェック
   対象者チェックや確認を行う画面
3.ウィザード入力依頼メールの送信
   年末調整ウィザード入力依頼メールの送信・管理
   年末調整ウィザード入力依頼リマインダー設定 

1.各種設定の確認・変更

従業員に年末調整のウィザード招待メールを送る前に、各種設定の確認・変更を行います。

年末調整ウィザード入力依頼メールとウィザード画面のカスタム・メッセージ設定


① 管理者機能[会社の設定]をクリックします。
②[システム]ー 「カスタム・メッセージ」をクリックします。
この画面から「年末調整ウィザード入力依頼メール」とウィザードの各画面のカスタム・メッセージを設定することができます。

【年末調整ウィザード入力依頼メールのカスタム

従業員への年末調整の入力依頼メールに記載される文言を規定の内容から変更する際に使用します。
★今年から年収2,000万以上の従業員向けの専用入力依頼メールが追加されました。

③ 画面下段「メールのカスタム・メッセージ」の『年末調整のウィザード招待メール』をクリックします。

④ 去年設定済みの場合は、次に下図が表示されます。「編集」をクリックします。
※未設定の場合、下図は表示されません。⑤に進んでください。

⑤ 日本語、英語、それぞれ招待メールの件名と本文を編集します。
⑥〈保存〉ボタンをクリックしてください。
※初期値(または去年設定した内容)から変更しない場合は、〈キャンセル〉をクリックしてください。


※自分宛てにサンプルメールを送って確認する場合は、初期値と内容が変わらない場合でも保存してください。
画面上部に表示される「サンプルメールを(この後はご自身の登録メールアドレスが表示されます)に送信する」をクリックしてください。
表示される提出期限はあくまでも仮の日付のため、実際と異なる場合があります。

<メールサンプル>

「年調のウィザード招待メール(2,000万以上)」も規定の内容から変更する際は同じ手順で行ってください。

年末調整のウィザード招待メール(2000万以上)の判断基準と送信対象者について
判断基準:招待メール送信時の課税合計の金額 (注:予測年間課税収入ではありません)
送信対象者:招待メール送信時の課税合計の金額が2000万超の従業員
※対象者に自動で送信されます(通常/2000万超を選択設定する箇所はありません)

 

■メッセージ本文の規定文章を入れずにフルカスタムする場合

① 管理者機能[会社の設定]をクリックします。
②[給与関連]-「年末調整の設定」をクリックします。

③「編集」から『年末調整ウィザードの入力依頼通知に規定メッセージを含む:オフ』に設定し保存します。
※設定によって編集ボタンがない場合があります。その際は弊社で変更しますのでご連絡ください。

④ この後に上記の③からの手順でカスタム・メッセージ本文を設定します。

<「オフ」の場合のメールサンプル>
設定した本文のみ反映します。

<「オン」の場合のメールサンプル>
「メッセージの本文」で設定しなくても、下記の規定文章は自動反映されます。

 

【年末調整ウィザード画面のカスタム

ウィザードの各ページ画面上部に任意のメッセージ(日本語/英語)を追加する際に使用します。
★去年と設定箇所が変わりました。

年末調整ウィザードに関する設定は、画面上段の「個人情報」「住所」「配偶者」「扶養親族」「税金の設定」、中段の「年末調整の概要ページ」より下に表示されています。
カスタム・メッセージを表示したい種類名の右端の「メッセージなし(または設定済み)」をクリックします
※「年末調整の印刷ページ」はウィザードの「年調書類印刷」ページに反映、「年末調整の証明書台紙の情報」は印刷したPDFの台紙に反映します。

(例1)「年末調整の概要ページ」にカスタム・メッセージを設定

④「メッセージの本文」欄に表示させたいメッセージを入力します。
文字サイズの変更や太字、文字色等の設定をすることが可能です。
〈保存〉をクリックします。 

年末調整ウィザードの「ウィザード概要」画面上部に設定したメッセージが反映されます。

 

(例2)「個人情報」にカスタム・メッセージを設定

年末調整ウィザードの「個人情報の確認」ページに反映されます。

 

年末調整ウィザード各ページの「アクセスの設定」

★去年と設定箇所が変わりました。

ウィザード各ページの項目ごとにアクセスの設定を変更することができます。
変更する際は、「編集」ボタンから各項目の設定を変更して「保存」ボタンをクリックしてください。
※去年までのアクセス設定内容は引き継がれています。

① 管理者機能[会社の設定]をクリックします。
②[システム]ー 「従業員フィールドアクセス」をクリックします。

③ フィールドのグループ「年末調整」の『編集』をクリックします。
※設定によって、「年末調整」以外の項目も表示される場合があります。

④ 各項目でアクセスの設定を指定します。
【注意事項】
・「呼び名」や「旧氏名」等、年末調整に関係ないところも設定可能ですが、年末調整に反映される箇所はありません。
・「住所の情報」で『非表示』設定にして、次の「住所の証明」で『編集可』のような設定はしないでください(「本人障害情報」や「扶養親族の障害情報」等も同様です)。

⑤ すべての項目設定が完了したら、「保存」をクリックします。

<全項目を同じアクセス設定にしたい場合>
項目最上段の「選択を設定する」にチェックを入れてから、アクセス設定を選択して保存します。
複数の項目だけ同じ設定にしたい場合は、項目最上段の「選択を設定する」にチェックを入れずに、同じ設定にしたい項目にチェックを入れてからアクセス設定を選択して保存します。

 

 

2.要チェック者・見直しが必要な方のチェック

代行会社(Ceririan)で初期化後に要チェックの対象になった従業員や今年の新入社員、年末調整の対象外になりそうな方について確認をします。
※確認だけで基本的には行う作業はありません。

Ceridianで初期化後に年末調整ホーム画面に以下のチェック画面が表示されます。

対象者チェックや確認を行う画面

① 管理者機能[年末調整]をクリックします。

②「年末調整ホーム」が表示されます。この画面で対象者のチェックと確認等を行います。

【年末調整対象者のチェック】

入社後 給与計算を行っていない従業員は「要チェック」の対象者となっています。
入力依頼メールを送信する前に、年末調整対象者が「要チェック」になっていないか確認してください
※「要チェック」と表示されている方は全員「要チェック」以外のいずれかの設定変更が必要です。
設定変更はCeridianにて行います。

 

要チェック者を確認

①「要チェック」をクリックします。
② 下段に該当者が表示されます。

 年末調整の対象者は以下の基準で判定されています。

 

【新入社員の設定】

新規入社があると、年末調整ホームに「給与計算対象者で、今年の年末調整設定が初期化されていない従業員が○人います。」が表示されます。
「未設定の従業員を初期化する」ボタンをクリックした場合、「要チェック」人数に追加されます。
※この操作は、完了するまで多少時間を要します。




【年末調整対象外になりそうな従業員のチェック】

招待メール送信前に対象外になりそうな従業員を確認することができます。
年調対象外として設定されると、年末調整ウィザードの本人入力画面から保険関連入力画面が非表示になります。

 管理者機能[年末調整]ー[年末調整]ー[対象外の従業員]

「すべての従業員を確認する」ボタンをクリックして、該当者がいるか確認します。
該当者がいる場合、下段に表示されます。
※この操作は、完了するまで多少時間を要します。

 

【書面対応(ウィザード対象外)の設定】

招待メールを送信しない書面対応の従業員は、「紙ベース」の対象に設定します。
※この設定にした従業員は、「証明書回収対象」となります。

①「『紙ベース』の対象に設定」をクリックします。 

②招待メールを送信しない書面対象者を入力してください。
 下段に名前が反映されます。
③「選択した従業員を『紙ベース』に設定する」をクリックします。

④「今年の紙ベースの年調対象者に名前が追加されます。

⑤ 対象従業員の「年末調整の様式」ページから各種様式をダウンロードできます。
※表示されている様式を全てダウンロードして印刷してください。

誤って「今年の紙ベースの年調対象者」に設定した場合は、弊社サポートかオペレーターにご連絡ください。

■複数の休職者等の税申告書をまとめてダウンロードする場合

① 管理者機能[年末調整]をクリックします。
②[年末調整]-「申告書一括ダウンロード」をクリックします。

③ 下段で「選択した社員をダウンロード」をクリックします。
④ 氏名、社員番号、メールアドレスのいずれかで対象者を指定します。
⑤「ダウンロード」をクリックします。

⑥ メッセージを確認して「はい」をクリックします。ダウンロードが完了するまで少々時間がかかります。

⑦ 「ファイル共有」画面にzipファイルとしてアップロードされるので、クリックします。

⑧ ローカルの「ダウンロード」フォルダにダウンロードされました。クリックしていくと、対象従業員の社員番号ごとのフォルダに分かれます。社員番号フォルダをクリックすると所得控除等申告書等がまとめてダウンロードされています。

 

3.ウィザード入力依頼メールの送信

※原則として初回のメール一斉送信は、Ceridian にて行います。

従業員に年末調整ウィザード入力依頼メールを送信します。
一覧で送信済みか未送信なのか等、状況を確認することも可能です。

何らかの理由でお客様から送信する必要がある場合、以下の手順で行ってください。

年末調整ウィザード入力依頼メールの送信・管理

年末調整のウィザード入力依頼の管理画面からウィザード依頼メールを送信します。(管理者操作)
招待メール送信対象者を確認後、メール送信を行います。

①  管理者機能[年末調整]をクリックします。
②[年末調整]-「ウィザード入力依頼の管理」をクリックします。

③ 対象者にチェックを入れてください。
④「選択を送信する」または「全未送信を送信する」ボタンをクリックしてください。
対象者を一括メール送信できます。

※従業員の年収によって、一般従業員の方向けの依頼メール(通常タイプ)か年収2,000超の方向けの依頼メールが送信されます。

 

年末調整ウィザード入力依頼リマインダー設定

従業員に入力依頼メールを送信後に、情報の入力が未完了だった場合3回までリマインダー通知をすることが可能です。
設定する場合は以下の画面で指定します。
※代行会社(Ceridian)にて、設定されている場合もあります。

Ⅰ. リマインダーのカスタム・メッセージの設定(任意)

リマインダー通知メールに記載される文言を規定の内容から変更することが可能です。

① 管理者機能[会社の設定]をクリックします。
②[システム]-「カスタム・メッセージ」をクリックします。

③「年末調整リマインダーテンプレート1」をクリックします。

※去年設定済みの場合は次に「編集」をクリックしてください。

④ 規定内容から、「メール件名」や「メッセージ本文」を変更したい内容に上書きします。
⑤「保存」をクリックします。
※複数回リマインダーを設定し、それぞれ規定文章から変更する場合は、「年末調整リマインダーテンプレート2(3)」から設定してください。

※自分宛てにサンプルメールを送って確認する場合は、「サンプルメールを(この後はご自身の登録メールアドレスが表示されます)に送信する」をクリックしてください。
表示される提出期限はあくまでも仮の日付のため、実際と異なる場合があります。

<メールサンプル>

 

Ⅱ. リマインダー日の設定

①[年末調整]-「今年の設定」をクリックします。

② 「自動リマインダー」の「編集」をクリックします。

③ リマインダー日とテンプレートを設定します。
※「Ⅰ. リマインダーのカスタム・メッセージの設定(任意)」を行っていない場合、テンプレートは「年末調整のウィザード招待メール(規定値)」を選択してください。招待メールと同じ内容でリマインダーメールが送信されます。
④「保存」をクリックします。

⑤ 設定した日付に自動的にウィザード未完了者に入力依頼メールが送信されます。

 

※編集できない項目についてはCeridian側で設定変更をいたします。

 

次の「管理者用マニュアル②」はこちら

このマニュアルの英語版はこちらを参照してください。

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